教諭×卒業生(教育実習生)トーク

教諭 渡辺祐徳 × 卒業生 寺本拓也

■渡辺祐徳(本校教員、進路指導部、英語科、遊学部顧問)
■寺本拓也(2008年卒業、富山大学4年生)

特進コース時代のことを教えてください。

W:
寺本は、ちょっと変わった経緯の持ち主なんです。入学時は特進コースに所属していましたが、2年生で思うところあって一般コースに変更、その後3年生でまた特進に戻ったんだよね。
T:
1年生のときは「先生になりたい」という気持ちから特進コースにいましたが、進学そのものについてはまだ迷いがありました。
美術が好きだったので、卒業後は美大や美術の専門学校といった、一般の大学だけではない進路も考えにあったので、2年では一般コースに移りました。
しかし、その過程でいろいろな先生に話を聞いていただくなかで、やはり「教師になりたい」という思いが強くなって、3年の時、再び特進コースに入り直したんです。

好きだった美術ではなく、英語科の教師を目指すようになった理由は?

T:
英語って、コミュニケーションの手段ですよね。英語を話せることで、英語を母語とする人とコミュニケーションがとれるようになる。
ひとつ使える言語が増えるだけで、関われる人が何倍にも増える。それだけ人生が豊かになるということなんです。高校の英語を学んだだけで英会話ができるようになる人は多くはありませんが、将来自分で英語を話そうと思ったときに、高校で学んだ基礎が役に立つことは間違いないんです。
なので、教科を通して、生徒たちの世界観や価値観、生きる場所を広げてあげたいなと思って、英語科の教師を目指しています。
W:
素晴らしい! 教えようとしてきたことが、正しく伝わっているね(笑)。

ところで、特進コース独特の「ノリ」みたいなものはあるのですか?

T:
皆さんは「特進コース=ひたすら勉強」といったイメージかもしれませんが、自分自身を振り返ってみても、ごく普通の高校生だったと思います。
確かに一般コースと特進コースでは、教室の持っている雰囲気は違うとは思います。それでも、スポーツだとかゲームだとか、興味関心のあるものに特に違いがあるわけではない。
今回の教育実習で、僕は特進コースの授業を担当しました。そこで感じたのは、彼らは目標が「大学進学」とはっきりしている分、がんばるポイントや一生懸命になる対象が、部活動などではなく勉強であるというだけ。熱意そのものは同じだと思います。
W:
遊学館全体に言えることですが、生徒たちは皆とても明るくて素直です。だからアドバイスもしやすいし、指導の方針も立てやすい。
その一方で、高校受験で挫折を味わった子もいないわけではないので、新しいことにチャレンジするのが少し億劫になっている生徒もいる。
特進コースでは、普段の勉強でも「これができたね、伸びたね」と、一つひとついいところを評価していくので、だんだん自信がついていくんじゃないかな。

生徒から「なぜ勉強しなければいけないの?」と聞かれたらどうしますか?

T:
それって、先生という職業についたら、必ず出会う質問だと思うんです。でも、もし小学生からその質問をもらったとして、その答えが「将来役に立つから」というのでは、小学生にとってはあまりにも距離がありすぎる、と僕は思います。
W:
本質を突いてはいるんだけどね。
T:
もしそんな質問をされたら、その時に「楽しみ」を見出してもらえるような答えを用意してあげたいな、と思います。
サッカーをやっている生徒がいたとして、彼が「なぜ英語を学ばなければならないの?」と疑問を持ったのなら、海外の選手のインタビューを、翻訳や通訳を介さずに、生のまま理解できるようになる素晴らしさを伝えてあげたい。
勉強する意味は、個々によって違うと思うんです。一人ひとりに合った答えを見つけてあげたいと思います。
W:
寺本は誠実だね。それに、とにかく一生懸命で責任感が強い。こだわりもあるし、それを何とか伝えようと格闘してしまうので、僕らがアドバイスをしなければならない場合もある。でも、この教育実習の期間で生徒とだいぶ自然に接するようになったね。
T:
僕は、遊学館を卒業してから現在の富山大へ進学するまで、3年間かかっているんです。それは、学力的にも経済的にも時間が必要だったからなんですが、今の高校生に対しては、「しなくていい苦労は、しないほうがいい」と伝えたい。
もし1年で合格できるなら、その方がずっといいですから。そのために今何をすべきか、また「物事に対して本気を出す」とはどういうことかを、身をもって体験してきた者として、伝えてあげたいと思います。
W:
次のホームルームは寺本に任せるから、みんなにメッセージを伝えられる機会になるといいね。年齢も近いし、みんなも英語の先生としてだけではない寺本の顔を知りたいのではないかな。
これからも自分の信じた道を進んで、「物事に対して本気を出す」ということの大切さを生徒たちにぜひ伝えていって欲しい。
そして、人生の節目節目には、僕もおじいちゃんになっているかもしれないけれど、遊学館へ報告に来て欲しいと思います。

Don't forget your first resolution,
and keep on trying!

初心を忘れずに,頑張っていこう!

平田 純先生 宇多 颯さん 平田 純先生と宇多 颯さん

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