教諭×卒業生(教育実習生)トーク

教諭 松田淳 × 卒業生 永田美帆

■松田淳(本校教員、バトントワリング部顧問)
■永田美帆(ながた・みほ 2014年卒業、バトントワリング部出身、金沢星稜大学4年生)

バトントワリング部時代の永田さんはどのような生徒でしたか?

M:
しっかりとしたまじめな生徒でした。表現力が豊かなで、ハキハキしていましたね。意見を述べる場面では、明確に意見を出してくれる。一方でユーモアもあり、笑顔を忘れることもなく、チームを盛り立ててくれました。指導者としては、とても助けられましたね。ご両親も永田さんの部活動に大変理解を示し、永田さんの一番の応援団であり、サポーターでした。理想的な親子だなと思って感心していました。
N:
朝は7時から朝練、昼食を終えて昼練、授業が終わってまた練習とバトンに明け暮れていました。家族といる時間よりも、部員といる時間が長かったんですね。そんな中で、朝練に間に合うように、お父さんは私の時間に合わせて家を出て、車で学校まで送ってくれました。お母さんは早朝からお弁当を作ってくれた。家族みんなが支えてくれたことに感謝しています。

バトントワリング部を選んだきっかけは?

N:
小学校1年生の時から、クラブチームでバトンを経験していました。遊学館バトントワリング部が全国大会や百万石まつりパレードで活躍する様子をテレビでも見ていましたので、高校に進学する際は、迷わず遊学館を選びました。全国に通用するバトントワリング部で大会に出場するのが夢でした。

実際に入部してみると練習は厳しかった?

N:
練習が厳しいことは聞いていましたが、いざ入部してみると休みがなくてキツイというよりも、バトンに触わらない日が一日でもあると不安になってしまうので、全体練習がない日も結局、自分でバトンを回しているんですね。厳しい練習でバトンが嫌になるかと思っていたんですが、予想以上に、バトンに集中している自分に驚きました。

バトントワリング部はどんな雰囲気でしたか?

N:
私たちのころは部員が40名でした。大会が近くなるとみんな緊張感でピリピリするんですね。私も次第に息苦しくなるような感覚を持ったことを覚えています。メンバーは、本当に些細なことでぶつかり合うようになります。「さっき注意したのは、どんな意味なの」とか。練習中や授業中の今思えば、取るに足らないことで言い争ったり。でも、更衣室で着替えをするとまた笑いあっている。一緒にいる時間も長いので、かけがえのない仲間です。今も時間を見つけては、当時のメンバーと会っていますね。
M:
永田さんたちの世代は、すごく結束力があった。一方で、高校生の女子ですから、僕らが見えないところで、お互いにぶつかり合うことも多々あるのだろうなとは思っていました。そんな中で、永田さんは副キャプテンとして、チームを支えてくれました。

在籍中のチーム成績を教えてください。

N:
バトントワーリング全国大会で、1年生の時が2位、2年生の時がグランプリ、3年生の時が2位でした。3年生の時は自分たちなりに頑張ったつもりだったが、今思うと練習量が足りなかったのか、練習内容が十分ではなかったのか。連覇を達成できなかった。今思い出しても悔しい。1位のチームに負けたという思いはあるが、それよりも自分たちが力を出し切れなかった。演技後に審査員が記録したスコアシートをみると、僅差でした。
M:
僕は大会が終わった後で、審査員がつけたスコアシートを全員にコピーして渡します。ご家族にも見せてほしいと伝えています。感情や思いだけでは1位になれないんですね。冷静に自分たちの成績、演技の評価を受け止めてほしいと思っている。それがまた、次につながっていくと信じています。

教育実習生として、生徒を見た時の印象は

N:
保健体育と体育の授業を担当させてもらっています。体育の授業では、運動を嫌がる生徒もいるんですね。どうやったら、楽しく体を動かしてくれるかなと工夫しています。運動を楽しんでほしい、運動の楽しさを伝えられるようになりたい。生徒には声を掛けて、「こんなことしてみよう」「一緒にやってみよう」とともに汗を流すように心掛けています。教育実習生で年齢が近いこともあるかもしれませんが、生徒たちが「じゃあ、先生と一緒にやってみる」とこたえてくれることがうれしいですね。

将来はどんな教師になりたいのですか?

N:
バトントワリング部に打ち込んで3年生の時にはグランプリに届かず、本当に悔しい思いをしました。その結果を受け止めてから、バトンのことだけでなく、物事に妥協せず、もっとこうすることができないか、どうすれば良い方に好転できるのかということを常に考えるようになりました。結果は今の自分の身になっています。この経験や思いを生徒たちに伝えていけるようになりたいですね。
M:
教師という仕事を思うと、いろんな経験を重ねて、幅の広い人間になってほしい。学校生活以外でも、いろんな人と出会って人間としての「引き出し」をたくさん持つように心掛けてほしいですね。それによって、生徒のフォローもできるし、安心感を与えることができるようになるよ。
N:
私はこの遊学館でのバトンの経験を通して、さまざまなことを学ばせてもらいました。できれば、母校でバトンの活動に関わっていきたいと希望しています。私は、バトンの技術が特に優れているわけではありません。コーチとして指導する自信もありません。ただ、在学中も松田先生の立場や動きを見ていて、先生がいたからこそバトン部が回っていたことを実感していました。練習場の確保や、協会との調整や会議など、先生の支えがあって私たちはバトンに打ち込むことができたんだと思っています。将来は松田先生のように、バトントワリング部をサポートできるようになりたいですね。

松田先生にとって、こんなにうれしい言葉はありませんね。

M:
いや、うれしいですね。こんな話を聴くのは初めてです。私の仕事も見ていてくれたんだなと思うと涙が出るほど感激します。教室であっても、部活であっても、あくまでも遊学館では主役は生徒です。バトントワリング部では、それに向かい合うコーチがいる。それでも高校生の部活動ですので、誰かがそれを支えていく必要がある。そんな思いで顧問を務めています。永田さんの言葉を聞いたら、いつでも変わるよという気持ちになったよ(笑)。
N:
まだまだ頑張ってくださいよ(笑)。松田先生の代わりなんて今の私では務まりませんが、部員たちが安心してバトンに集中し、力を発揮できるように下支えをする。そんな役目を果たすことができる松田先生のような教師になることが今の私の夢であり、目標です。

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